まず、同じ水なのに化粧品と水って何が違うと思いますか?
水で水分補給をすればいいのでは?と思いがちですが、油分が含まれている私たちの肌は水だけでは弾かれてしまい、表面は濡れていても肌内部までは浸透しにくい状態になっているのです。

 

一方、化粧水は精製水をベースに、肌の保水力を補う保湿剤や皮膚を柔軟や、角質を柔らかくほぐす角質軟化剤、栄養剤、など実に様々な成分が含まれ、肌に浸透しやすいよう考えられています。

 

また、肌になじんで次に来る美容液や乳液やクリームをむらなく伸ばしてくれる効果や、肌の油分バランスを整えてくれる効果もあり、美肌を作るまさにベースとなる大切な役割を担った優れものなんです。

 

よく勘違いするのは、オイリー肌の場合、あまりなんでも加え無い方が良いと思いがちですが、洗顔後なにもつけないでおくと肌の乾燥を防ごうと出てきた過剰な皮脂によってさらにベトベトしてしまうという、悪循環になりがちです。しっかりと化粧水で水分を補給して、余分な皮脂の分泌を抑えることが大切です。


 




あなたは手で付ける?コットンで付ける?

化粧水を付けるとき、皆さんはどちらで付けますか?
コットン派?手のひら派?
基本は、それぞれの化粧水に記載されている通りにするのが一番ですが、
手とコットン、付け方で何か変わるの??
って思ったことはありませんか??


基礎化粧品の基礎知識

手のひらを使うメリットは、手のひらに乗せることで化粧水が温まり、肌にやさしい温度になります。また、顔に直接手を当てることで温もりが毛穴を開かせ、より浸透しやすくなるというメリットも。





基礎化粧品の基礎知識

衛生面やムラなく肌に浸透させるには、やはりコットンを使うのがベター。 図のようにコットンを挟み、指に化粧水が届く位たっぷり化粧水を染み込ませたコットンでやさしくパッティングすることで、化粧水に含まれる有効成分が肌の中にしっかり浸透していきます。


洗顔後はなるべく早く化粧水をつける
コットンにはたっぷりと化粧水をしみ込ませる
毛穴の向きにあわせて下から上へ
毛穴に水分を入れるというイメージで化粧水を押し込めていく
決してコットンで顔を擦るようにゴシゴシとはしない



共にメリットがあるコットンと手のひら。コットンでムラなくしっかりと水分を補給した後は、両手で顔を包み込むように優しく抑え、肌を温めながら化粧水を肌の奥に届ける感じで化粧水を肌の奥まで浸透させましょう。
手が冷たい時は、両手をこすって手のひらの温度を上げてあげる好いと思います。
このひと手間で化粧水がグッと浸透して、後の美容液や乳液などがきちんと肌に馴染む手助けをしてくれるのです。



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